新長田まちなか勉強会

神戸市の新長田で、映画、音楽、本、地図、芸能、あらゆる “もの” を通して、古今東西の社会情勢や歴史、背景などを楽しく勉強しましょう。表面的な出来事の背後にある大切なものを見る目を養い、みんなで話し合うことによりたくさんの異なる視点を得ることができます。実際は、わいわい楽しみながら感想を語り合いつつ社会問題に迫っていく感じ。

第101回 青・白・赤どの作品が好きですか?『トリコロール/赤の愛』

新長田まちなか勉強会は100回積み重ねることができました。ありがとうございます。
世界の状況に疎かった私も、いろんな映画を見、嶋田さんの解説や皆さんの感想を聞いて、宗教・世界史・経済・地政学の面から世の中の仕組みを考えることがでるようになったと思います。
私の個人的な趣味としては、映画って洋服や調度品や色合いなどを見るのが楽しいですね。食事風景、インテリア、会話のやりとりなど日本と全然違うので、興味が尽きないですね。今度そういった視点の感想会をしましょうね。「あの壁に貼ってたコラージュいいね!」とか「ブラウスの着崩し方おしゃれ〜」などと言い合いたいです。

さて次回の映画会のお知らせです。

 トリコロール/赤の愛
 【Trois Couleurs: Rouge】
 監督 : クシシュトフ・キェシロフスキ
 1994年  フランス・ポーランドスイス映画   95分

<あらすじ>
ジュネーヴに住む大学生ヴァランティーヌはモデルで、恋人とは遠距離恋愛中。
ある日ヴァランティーヌは老判事と知り合いになるが、彼は隣人の電話の盗聴を趣味としていた。

ポーランドの巨匠クシシュトフ・キエシロフスキー監督によるフランス国旗青・白・赤をモチーフにした「トリコロール」三部作の第3作目。


クシシュトフ・キエシロフスキー監督の作品は、新長田まちなか勉強会では『偶然』と『ふたりのベロニカ』を見ました。
『偶然』はポーランドの政治体制を巧みにはめ込んで、主人公の3パターンの運命を描いたいましたね。

ふたりのベロニカ』はよくわからないながら、主人公のイレーヌ・ジャコブと映像の美しさに魅了されました。

今回の「赤の愛」もイレーヌ・ジャコブが主演です。
感想会でみなさんと語り合うのが楽しみです。赤が好きですか。青・白どれが好きですか?  

   日時 : 2023年7月30日(日) 15:00 事前の申し込みは必要ありません
  場所 : 新長田小劇場 :劇団どろアトリエ改メ
     (新長田アスタくにづか5番館2階奥)
      地下鉄海岸線駒ヶ林駅すぐ
      新長田駅から大正筋を南へ10分
  参加費 : 500円(会場使用料として)