次回の映画会のお知らせです。
アメリカシリーズ第5作目はデンマークの監督ラース・フォン・トリアーによるアメリカを舞台にした映画です。
アメリカのドッグヴィル(犬の村)という名の村で起こったできごとを描くことで、自分が正しいと思っている普通の人々の暴走を描いています。アメリカ人だけでなく全世界の人間に当てはまるでしょうね。
ドッグヴィル
【Dogville】
監督: ラース・フォン・トリアー
2003年 デンマーク映画 177分
<あらすじ>
大恐慌時代のロッキー山脈の町ドッグヴィルに、ギャングに追われた女が逃げ込んでくる。ひとりの男が彼女をかくまい、村の人に彼女に奉仕させるこでと村に受け入れることを提案する。
ところが村人のエゴが次第にエスカレートしていく。
体育館のような広い建物の床に白い枠線と説明の文字を描いたセットで撮影され、ジョン・ハートによるナレーションが登場人物の心理を解説するという実験的な作りです。
トリアー監督はベルトルト・ブレヒトの『三文オペラ』に触発されたと語っていますが、ドアを開ける動作でそこにドアがあることを表したり、文字で物を表現したして、ブレヒトの芝居によくある手法ですね。
実際に主人公が『三文オペラ』の「海賊ジェニー」の歌を口ずさみます。
感想や意見がたくさんでそうですね。
なぜ監督は芝居の手法を選んだと思われますか?
みなさんのそれぞれの視点や感性を交換し合いましょう。
いつもより1時間早く14時から始まります。お気をつけください。
日時 : 2024年2月18日(日) 14:00 事前の申し込みは必要ありません
場所 : 新長田小劇場 :劇団どろアトリエ改メ
(新長田アスタくにづか5番館2階奥)
地下鉄海岸線駒ヶ林駅すぐ
新長田駅から大正筋を南へ10分
参加費 : 500円(会場使用料として)