毎日毎日暑いですね。
こう暑いと何もする気が起こらない、と思ってるうちに次回の映画会のお知らせが遅くなってしまいました。
すみません。言い訳でした。
「女シリーズ」もあと2回になりました。
前回の『トリコロール赤の愛』では、つながっているのに心がつながっていないという感想から、これはEUを象徴しているのだという感想まで幅広く出ましたね。
次回もいろんな感想が出そうな映画です。
私の20世紀
【Az en XX. szazadom】
監督:イルディコー・エニェディ
1989年 ハンガリー・西ドイツ合作映画 102分
<あらすじ>
1880年、エジソンが発明した電球をお披露目し、世界中が沸きたつ頃、ハンガリー・ブダペストでは貧しい母親に双子の姉妹リリとドーラが誕生する。やがて双子は孤児となり、路上でマッチを打っていたが、それぞれ別の紳士に拾われていく。
それから20年後の1900年の大みそか、気弱な革命家となったリリと華麗な詐欺師となったドーラは、偶然にもオリエント急行に乗り合わせる。ブダペストで降りた双子は謎の男Zと出会うが、リリはZに惹かれデートするが、ドーラは一夜の遊び相手にZに近づく。は双子を同一人物と思い込んで2人に恋をしてしまう。
ポーランド出身の女優ドロタ・セグダが双子とその母の3役を演じています。
モノクロの映像が美しいですね。
これはエニェディ監督のデビュー作で、カンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞しました。18年ぶりに撮った『心と体と』では2017年ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したことは記憶に新しいのではないでしょうか。
タイトルの「私の20世紀」にはどんな意味があるのか、などもいろいろ話し合いましょう。
日時 : 2023年8月20日(日) 15:00 事前の申し込みは必要ありません
場所 : 新長田小劇場 :劇団どろアトリエ改メ
(新長田アスタくにづか5番館2階奥)
地下鉄海岸線駒ヶ林駅すぐ
新長田駅から大正筋を南へ10分
参加費 : 500円(会場使用料として)