1年間たくさんの方にお越しいただきありがとうございました。
4月からさらにバージョンアップして、新しいシリーズに入ります。
題して「秀作の巨大な鉱脈 〜 “ソビエト映画”とその遺産」です。
なぜ <その遺産> かといいますと、ソビエト崩壊後に作られた作品も含めたいからです。
鉱脈と名づけただけあって、あまり知られていない本当にいい映画がたくさんありますよ。
どんどん発掘していきましょう。
さて、新シリーズのトップバッターは、
『黄金の仔牛』
Золотой теленок
2005年ロシア テレビドラマ
1話50分 8話完結
監督 : ウリヤーナ・シルキナ
原作 : イリヤ・イリフ, エフゲニー・ペトロフ共同執筆
舞台はソビエト連邦ができて10年頃のお話。
詐欺師のベンデルの夢は金持ちになってリオデジャネイロに住むこと。
でもそこは社会主義の国。さて金持ちになんてなれるのでしょうか。
ベンデルは仲間たちとともに”カモ”を求めて旅に出ます。
これが抱腹絶倒の珍道中。
このドラマは、1931年に出版された原作を忠実に映像化していますが、
当時の社会主義社会の問題点・矛盾点を、作者は大いに笑い飛ばしています。
全部通してみないと、ベンデルが金持ちになってリオデジャネイロに行けたのかどうか判明しませんが、
今回は時間の都合上、第1話と第2話のみを鑑賞したいと思います。
続きを見たい方は是非声をかけてくださいね。
またその機会を設けたいと思います。
日時 : 2016年 4月10日(日) 3:00~ 申込み不要
場所 : どろアトリエ (新長田アスタくにづか5番館2階 三国志ガーデン奥)
地下鉄海岸線駒ヶ林駅上2分
新長田駅から大正筋を六間道商店街へ突き当たるまで10分
参加費 : 500円 (会場使用料として)
話題提起 : 嶋田邦雄氏 (ブレヒトくらぶ)