朝晩は秋を感じるようになりました。次回は、ケン・ローチ監督作品のシリーズ最終回です。
【Ticlets】
監督: ケン・ローチ、エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ
2005年 イタリア/イギリス 115分
今シリーズでは、毎月ケン・ローチ監督による社会の歪みを突きつけられて、「もうケン・ローチはウンザリです」と思われたのではないでしょうか?
というわけで、次回はちょっと違った趣向の映画をご用意しました。
ケン・ローチ、エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、三巨匠監督による夢のコラボレーションです。
三監督がそれぞれ演出して3つのエピソードをつなげてるのですが、オムニバスではなく1本の長編作品になっています。そして誰がどのエピソードを撮ったのかクレジットはありませんが、観てるとすぐにわかりますよ。特にケン・ローチ監督はすぐにわかると思います。
<あらすじ>
ローマへと向かう国際列車に乗り込んだ様々な人種と階級の人々。オーストリアからローマに帰る初老の教授。長い間わがまま勝手に生きてきた未亡人と無気力な青年。スコットランドからサッカー観戦に来たセルティックのサポーターの3人。偶然同じ列車に乗り合わせた乗客たちは、そこで何かと出会い、何かを見つけ、それぞれの新しい人生選択と可能性の物語へと旅立っていく。
全員がカンヌ交際映画祭パルムドール受賞経験を持つ監督の夢のコラボをお楽しみください。
コロナ感染防止のため、椅子・机の消毒、ドアの開放、入り口での手指の消毒を徹底しています。安心してご来場ください。