緊急事態宣言は延長されましたが、それに伴い兵庫県ではイベントの開催が収容人員の50%以下に緩和されましたので、予定通り、5月16日に新長田まちなか勉強会を開催いたします。
会場では、机・椅子・ドアノブの消毒を徹底し、入場時の手指の消毒、マスク着用、前後のドアの開放に加え、席をゆったりと置いて、感染防止に努めます。
5月11日まで緊急事態宣言が出ていますが、5月16日に予定されている映画会のご案内をいたします。
緊急事態宣言が延長された場合、「劇場・集会等は無観客開催」という要請内容に従って中止といたします。その場合6月に順延いたしますので、ご了承ください。
次回の映画は「ヨーロッパ周縁の輝き再び」シリーズの第2弾といたしまして、
そして、私たちは愛に帰る
【Auf der anderen Seite】
監督:ファティ・アキン
2007年 ドイツ・トルコ・イタリア合作映画 122分
原題の直訳は「天国のほとりで」。
2007年カンヌ国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した後、各国の映画賞を受賞。
物語は、3つの話から成り、3組の親子がドイツとトルコのふたつの国にまたがって交差し、最後に感動的に繋がっていきます。
<あらすじ>
第1話:イエテルの死
ドイツ、ブレーメンに住むトルコ系移民アリは、競馬で当てた金でトルコ人娼婦イェテルを身請けし、一緒に住み始める。アリは家でも彼女を娼婦扱いする。
アリの息子のネジャッドは、イェテルが娘に学費を送るために娼婦をしていたことを知り、トルコにすむアイテンに会いに行く。
第2話:ロッテの死
トルコ、イスタンブール、反政府デモの最中に活動家のアイテンは拳銃を拾い、屋上に隠す。警察に追われたアイテンはドイツに不法入国し、ハンブルクの大学でロッテという女子学生の家に匿ってもらう。母親のスザンヌはそんな娘の行動を心配する。
第3章:天国のほとりで
ロッテの母親スザンヌは娘が生活した町を見るために、イスタンブールに行き、娘が借りていた部屋を借りたいと申し出る。それから刑務所でアイテンと面会する。
アリとネジャッド、スザンヌとロッテ、イェテルとアイテンの3組の親子の話が、バラバラに進むようでいて、実はパズルのように合わさって、とても感動的な人間ドラマです。
どうぞお越しください。
日時 : 2021年5月16日(日) 15:00 事前の申し込みは必要ありません
場所 : 新長田小劇場 :劇団どろアトリエ改メ
(新長田アスタくにづか5番館2階奥)
地下鉄海岸線駒ヶ林駅すぐ
新長田駅から大正筋を南へ10分
参加費 : 500円(会場使用料として)