11月の新長田まちなか勉強会のお知らせです。
さて、来月から新シリーズが始まります。スペインシリーズです。
スペイン人の監督やスペインを舞台にした映画を取り上げていきます。
スペイン映画は、今までにもいろいろなシリーズの1つとして観てきましたが、まだまだいい作品があります。
来月はメキシコ人のギレルモ・デル・トロ監督によるスペインを舞台にした映画を一緒に観たいと思います。
『パンズ・ラビリンス』
【El laberinto del fauno】
監督 : ギレルモ・デル・トロ
2006年 メキシコ・スペイン・アメリカ映画 119分
<あらすじ>
恐怖の政治が国を覆うスペインの暗黒時代に生を受けた少女オフィリア。
優しかった父が死に、身重の母親と二人で直面する現実は目を背けたくようなことばかり。
新しい父親はまさに独裁のシンボルのような恐ろしい人間。生まれてくる自分の息子にしか興味を示さず、オフィリアの生きる世界は閉ざされていた。
そんなとき彼女が見つけたのは薄暗い森の中の秘密の入り口。妖精の化身である虫たちに導かれて迷宮の世界への冒険が始まる。
日本語タイトルは英語のカタカナ読みです。ファウノはギリシャ神話の牧羊神パンのこと。迷宮の番人としてオフィリアに3つの試練を与えます。
幻想と現実がつながる素晴らしいデル・トロ監督の手腕を楽しみましょう。
映画の上映前に、嶋田邦雄氏にこの時代のスペイン社会の様子を解説していただきます。映画の理解が深まると思いますう。観終わった後にも質問があればどうぞ。
換気・消毒などのコロナ対策を行っています。
前後のドアを開けっぱなしにしているので、寒さ対策をしてきてくださいね。
日時 : 2020年 11月22日(日) 15:00〜 事前の申し込みは必要ありません
場所 : 新長田小劇場劇団 :どろアトリエ改メ
(新長田アスタくにづか5番館2階奥)
地下鉄海岸線駒ヶ林駅すぐ
新長田駅から大正筋を南へ10分
参加費 : 500円(会場使用料として)