新型コロナの感染が怖い中、世界の文芸シリーズ第1回目『リア王』にたくさんお集まりいただきありがとうございました。
これからも感染防止のため、扉、窓の開放、座席の間隔を広げる、テーブルの除菌、入り口での手の消毒など、皆さんに安心してお集まりいただけるように努めます。
さて、7月の文芸シリーズ第2回は
レベッカ
監督: アルフレッド・ヒッチコック
1940年 アメリカ映画 130分
イギリスで活躍していたヒッチコック がハリウッドに渡った最初の作品です、この作品で第13回アカデミー賞の最優秀作品賞と撮影賞を獲得しました。
原作はダフネ・デュ・モーリエの同名小説です。
小説では主人公の女性には名前を与えられておらず、レベッカは死んだ前妻の名前で、ヒロインはレベッカの影の存在に圧倒され、心理的に追い詰められていきます。美しい文章とマンダレー屋敷の素晴らしい描写に浸りながらページをめくる手が止まらない心理サスペンスですが、ヒッチコック はどのように料理したでしょうか。
<あらすじ>
金持ち夫人の付き添いでリビエラに来ていたヒロインは、英国紳士にプロポーズされ、イギリスのマンダレー屋敷ににやってきます。ところが召使たちはみんな死んだ前妻のレベッカを崇拝しており、「レベッカはこうだった」「レべッカは素晴らしかった」と絶賛しヒロインを心理的に追い詰めます。ある日死んだレベッカの死体が見つかって・・・。
ラストは原作とちょっと違いますが、ヒッチコックはそういうふうに取ったのねという感じです。
心理サスペンスが得意なヒッチコックの映画を俎上にのせて一緒に語りましょう。ぜひお越しください。
日時 : 2020年 7月12日(日) 15:00〜 事前の申し込みは必要ありません
場所 : 新長田小劇場劇団 :どろアトリエ改メ
(新長田アスタくにづか5番館2階奥)
地下鉄海岸線駒ヶ林駅すぐ
新長田駅から大正筋を南へ10分
参加費 : 500円(会場使用料として)