次回の映画会のお知らせです。
『永遠と一日』
Μιά αιωνιότητα και μιά μέρα
監督:テオ・アンゲロプロス
1998年, ギリシャ・フランス・イタリア映画, 132分
ヨーロッパ辺境シリーズの3回目はギリシャです。
巨匠テオ・アンゲロプロスによる国境シリーズで、ギリシャの港町を舞台に、死を覚悟した老作家と難民の子どもとの1日の交流を描いた作品です。
冒頭は主人公が子ども時代の海辺の家のシーンから始まります。
そして現在、彼(ブルーノ・ガンツ)は病気で、明日から入院するので家政婦に別れを告げています。飼っている犬を預けるため娘のところに行きますが、娘婿にあの海辺の家を売ると言われてしまいます。
帰る途中アルバニア人の男の子が人買いに攫われていくところを目撃し、追いかけます。
そうして二人の旅が始まりまったのでした。
ロングショットのカメラワークに見入ったり、映像の美しさを楽しんだり、難民問題について考えたり、永遠とは・・・と考えたり、いろいろな角度で楽しめる映画だと思います。
わかりにくいところは、後でみんなで謎解きをしましょう。
年末も押し迫った時に上映会を開催しますが、「前にこの映画見てよかったから感想を語りたい」という人から「巨匠というならいっぺん見ときましょう」という人までどうぞこぞってお越しください。
日時 : 2018年 12月23日(日)15:00〜 事前申込の必要はありません
場所 : 劇団どろアトリエ
(新長田アスタくにづか5番館2階奥)
地下鉄海岸線駒ヶ林駅すぐ
新長田駅から大正筋を南へ12分
参加費 : 500円(会場使用料として)